2022-05-25

滝の入ローズガーデンと住吉神社(林道滝の入線周辺の見どころ)

林道「滝の入線」天望峠越えの道だが、毛呂から天望峠に向かうと、滝の入線手前に「滝の入ローズガーデン」があり、バラの花見時。平日だというのに駐車場待ちの車列。

ガーデン入口

木陰のベンチ

バラのトンネル

ジギタリス

入口には「住吉神社」

10月の大祭には獅子舞が奉納されているらしい。
住吉神社はもともと大阪に由来があり、海運の神らしい。関東地方には中央区、青梅市、横浜市、川崎市、坂戸市が比較的名が知れており、その他としては町田市、八王子市にある。この広い範囲の7社の他に、毛呂・越生・小川町の入間郡という比較的狭い地域に5社ある。他には白岡に1社。東京、神奈川、埼玉で計13社、関東地方には他にはない偏った配置。横浜、町田、毛呂、生越、小川のラインは鎌倉街道に近いエリアとなっている。また流域としての関係は毛呂・越生・小川町の5社と坂戸市の古い住吉神社の計6社は越辺川の流域にある。何やら興味を惹かれる配置ではある。中央区の住吉神社は徳川と関係があるらしいので外してしまって、鎌倉街道ラインの住吉神社を自転車で回ってみるのも面白そうだ。白岡にぽつんとあるのもそれはそれで気になる存在。

2022-05-17

トレーニング効果、負荷とケイデンス

またまた獅子ヶ滝・物見山コース。今の自分に適した運動量と少し重い不可のコース。上り坂においてのギヤ選択、重めでゆっくり回すか、軽めでくるくる回すか、どちらが楽なのか。体感的には”やや重めで低速”を楽と感じるが、楽なのは呼吸だと気が付いた。重ければ筋肉疲労で長くは続かない。楽なのとトレーニング効果は同じなのか、というのもわからないところ。

ネット検索してもなかなか答えは得られなかったが、ブリジストンの「BRI-CHAN」というサイトにほぼ答えが。心肺と筋力への負荷のバランスがよいころはクロスバイクの場合  想定スピード15〜25km/h ケイデンス60〜80回転 なんだそうで、自分の平均ではスピード15.5km/h ケイデンス60回転 となっていて最低線ギリギリ(平均で考えてはいかんのだろうが)。

実際の上り坂になると、勾配によりインナー×1~3速での勝負になっている。今の所1速・2速にならざるを得ない場合は、ケイデンスにかまっている余裕はなく、止まってしまわないように何とか漕ぎ続けるのが精一杯。トレーニング効果を選択できるレベルではない。

はっきり理解できたのは、軽くしてくるくる回すと心肺機能の向上、重くして踏ん張るのは筋力強化になるらしいという事。現実には最ロー使ってスピードが上げられないので筋力も心肺機能も伸びしろだらけだという事だが、年齢を想えばすでに伸びしろは少なく、最ローでもくるくる回せるようになる道のりはとてつもなく厳しい。

寄り道

清流線の上り坂の麓にも石碑がある。石像ではなく石碑なので目的は文字が頼りだが読めないので何者かわからない。

石碑はここに、背後は棚田で、その奥の山林には昔寺が立っていた。この棚田はその寺持ちの田だったのだろうか、日高市の田として一番美しいと感じる。

その遺跡を「高岡廃寺」(僧勝楽の菩提寺と言われている)と呼んでいる。その入り口のしるしかとも思えるが、年号を確認すると「弘?二巳三月?」と読める。

「弘」の年号は 「弘仁」「弘長」「弘安」「弘和」「弘治」「弘化」とあり、よく見れば「化」の作りが「ヒ」と読める。「弘化」ならば西暦1844年~1848年であり、江戸が終わる20年前なので「高岡廃寺」とは全く関係がない。ただ、『新編武蔵風土記稿』によれば、高岡には聖天院の「坊」があったとの記事があり、また高岡廃寺は火災で移転し、今の聖天院の前身(今より少し南に立っていたが、火災で焼けて今の位置に再建)となったらしいので、この「坊」と関係があるのかもしれない。この辺りの歴史は謎が多く面白い。

裏側には石灰岩特有の凸凹や切り出したノミ跡と思われる傷が沢山ある。


前回、前々回の石像との年代関係については
清流線入り口の石仏:天保(1830-1844/飢饉は1833-36)
途中の石仏:天明(1781-1789/飢饉は1782-1788)7年(1787)
高岡廃寺近くの石碑:弘化(1844-1848)2年(1845)

天明の飢饉の年に清流線の入り口から400m奥に石仏(地蔵か)、約50年後の天保の飢饉の年に清流線入り口に石仏(観音像か)、そのまた60年後に入り口から1200mほど奥に石碑を立てたことになる。

「坊」の記録がある「新編武蔵風土記稿」は1804年から1829年(天明飢饉後16年、天保飢饉前)に作られたので、石碑を立てたころまで坊があったかはわからない。「新編武蔵風土記稿」編さん時に有ったのは真ん中の地蔵と思われる石仏だけ。

2022-05-14

トレーニングとコースを見直す

トレーニングなのでひたすら漕ぐ事を目指していたが、目的の登り以外でリラックスしても相対エフォートに悪影響がないことが分かった。ついでの楽しみを見つけよう。今回は清流線入り口の石仏観察しながらの休憩。

路傍の石仏

いつも通り過ぎている清流集落入口の石仏


だいぶ風化している
お姿から観音様ではないかと思う。頭の上にも何面かお顔があるように見える。向かって右側面に「天保???」と読める。一昨日の石仏はこの先約400m先にある。天明なのでそれより50年ほど新しい。気になるのは天保にも大飢饉があった事。天明飢饉から50年ほど経て再びの飢饉(江戸時代の3大飢饉のうちの二つ、いずれも地球の裏側の火山活動が要因という説がある)飢饉の悲惨な犠牲者のための石仏、あるいは生き残った人たちのための物だろうか。巾着田を有名にした彼岸花、球根は毒だが、飢饉のときなどの最終的な食糧。毒抜をして食べるらしい。

トレーニング考

一回のトレーニングは長くて3時間以内、週3回以内と決めている。

お気に入りの鎌北湖、権現堂、天望峠を繋ぐコースは好いが、歩く時間が取れない。そこで週の残り2回は高指山+日和田山。週約5時間30分、相対エフォート230。コース差が大きい。

今回コースは、週3回行うと7時間15分、相対エフォート225。一回の運動量が均等で、日和田山が1回増える。疲労が溜まれば日和田山で調節できる。なかなかの名案と思っている。

しばらくこれでやってみようと思う。



2022-05-12

トレーニング効果はメリハリが大事なんだと相対エフォート かな?

2日前と同じコース。今日の方がメリハリ付けて3か所の上り坂は頑張ったが他は軽く流して景色を楽しんだ。STRAVAの記録によれば、相対的エフォートが前回54、今回62なので1割ほど頑張ったことになる。頑張り所を頑張れば途中でダラダラしていてもトレーニング効果が上がるという事だな。

今回    距離29.02km     時間1:55:04     獲得標高700m     相対エフォート62
前回    距離29.78km     時間1:50:27     獲得標高716m    相対エフォート54

鎌北湖畔の道は若葉のトンネル。


清流線へのショートカット、東側の川沿いに西を向いて立っている石仏。錫杖を持った地蔵様なのか。

石仏をよく見ると台座に「天明七?余歳」と文字が掘ってある。天明と言えば天明の大飢饉(天明二年から七年)。その供養だろうか。「おまえ、そんなことができる時代と境遇でよかったな」と言われているようだ。昨年のコロナで自粛中にこの辺りの山中を、宿坊の痕跡を見つけようとうろついたとき、この石仏の後ろから道に抜けだした。その時に御挨拶申し上げた顔見知りの石仏だ。

この季節、緑が綺麗で乾いた風が心地よく、山中では鳥がさえずる良い季節だが、ゴルフ場前の下り坂で木からぶら下がる長さ3cm、太さ0.5cm位の物体をよけきれず、左胸に当ててしまった。当たった瞬間には質量を感じたので蜘蛛の巣に下がった小枝だろうと思うが、念のため下車して点検したが背中が見えない。帰宅後の確認では何も取り付いていなかったが、当たった胸の皮膚に1mm位の赤い傷があり、とげを差したような痛みがあった。毛虫だったのだろうか。毛虫は大嫌いなので、あまり好きではない人工林の杉林の利点に気づかされた出来事だった。

毛虫かもしれないと急いで帰宅したその事が、相対エフォートが上がった理由か?

2022-05-10

林道(森林管理道)を自転車道路としても開放してほしい。

季節外れの寒さから解放されて今日は晴天。昨日までの雨で路面がぬれているかと思ったが、気温(地温)が高くなったせいかさほど濡れてはいなかった。

本日のコースは新ルート。といっても既走路の組み合わせ。鎌北湖に上がらずに途中からエーデルワイスゴルフクラブを通り獅子ヶ滝の峠を越えて鎌北湖に下り、そのままかわせみ街道まで戻っていつもの高指山コース。

ルート(STRAVAコピペ)

距離:29.78 km  獲得標高:716 m  タイム:1時間 50分
上の丸が獅子ヶ滝コース、下の丸が高指山コース。林道清流線が使えればもう少し楽しいコース取りができるが長い間通行止だ。路肩が少し崩れて車は通りにくいが自転車は問題なく通れるのに。辛い登りは「エーデルワイスゴルフクラブ」「獅子ヶ滝」と「高指山」。

高指山はいつも単発だが今日は「エーデルワイスゴルフクラブ」「獅子ヶ滝」で全力を出し切ったのちに登った。獅子ヶ滝から高指山の登りまでかなり楽な道が続くのだが、早々回復はしないという事を体感、辛かった。


高指山から
下る人を見ると大した坂ではないのだが、登りでは非常に苦しい場所。

関東平野の山際に住み、体力の維持向上を図るために自転車を利用している。まあ、田舎なので一般道は幹線道路でも狭く、当然自転車の走行車線はない。もう少し都会寄りには自転車専用道もあるようだがここにはない。田舎ほど公園が身近にないのと同じこと。

日高市は「遠足の聖地」の触れ込みで来訪者を増やそうとしている。自転車もこれからもっと盛んになるだろうと思うので、もっと力を入れてほしいもの。林道を自転車も走れるように少しだけ気を使ってほしい。ポイントをお教えいただければ林道の状態報告ができる。現在埼玉県川越農林振興センターが管理している路線の通行止めだけで9路線もある。

-----埼玉県・森林管理センターHPより抜粋引用-----
森林管理道の役割
森林管理道は、間伐などの森林の整備や木材・林産物の搬出を行う際に、トラックや林業用機械などが森林へ容易にアクセスできるようにするため設置する道路です。

一般車両の通行を目的として作られていません。通行は自己責任でお願いします。
-----以上引用-----

自己責任で通れるようにしていただいているのは有難いが、恐らく税金も入っている道路だから、一般市民にも条件付きでもよいので積極的に開放してほしい。自転車道にも指定して予算を獲得できれば森林道路の復旧に役立たないか?入道料とっても良いかも。(お安くお願いいたします)



タイヤ交換

注文したタイヤ「 コンチネンタル GATORSKIN CLINCHER TIRE 」入荷。 パッケージを解くとタイヤは折りたたまれてインシロックで止めてある。 解いて、できるだけ折癖を取って吊るしておいた。 タイヤ交換は2回目、前回はチューブを変えた時なので、タイヤ自身は変えては...