意を決して正丸峠越を目指したものの、峠で通行止めになっていた7月31日から3か月を待っての再挑戦。いつもは宿谷権現堂線から上がるのだが、今回は正統派の権現堂線(鎌北湖)から挑戦した。このルートのつらさは、最難関の権現堂線が最初にくることだ。
一般的にはさほどの坂ではない鎌北湖の登りも結構な負荷で、すぐその先が権現堂線だから、脚力を振り絞って上がり切る。結果、大したことはない北向き地蔵までも結構堪え、天文岩までの下りで一息ついて回復し、天文岩からの登りに耐えれば、顔振峠までは何とかなる。
顔振峠からの武甲山はいつ見ても良い。(いずれは自転車で武甲山御嶽神社 一ノ鳥居までライドして武甲山を登ろうと考えている。待っててね)
顔振峠からの登りや野末展望台付近の坂も長く感じるが、ほぼ惰性で乗り切る。樹間からの紅葉がステンドグラスのようで綺麗だった。(シカの壁画をメンテナンスしている人がいたがお声がけする余裕なく、通り過ぎてしまったことをちょっと後悔)
グリーンライン最高点の狩場坂峠で一休み。モリアオガエルの生息地という立て札がある
299への下りに高麗川源流の碑
碑の登り口脇に瀬織津姫が祀ってあったが、細い鉄棒の溶接仕立ての鳥居と立て札のみ
更に下って、トンネルに出る手前から正丸峠へ右折して、登りとなる。見た目さほどの勾配ではないものの、4kmあるからか本日一番堪えた、登山で言えば核心区間だった。シャリバテ気味だったので峠のうどんを楽しみに頑張ったが、あいにく奥村茶屋は休業日、ハラヘッタ
峠付近の紅葉は見ごろ
秩父青梅線に出ると再び上り坂、これがほんとに最後の登り。やっと峠についた。ここからはもうほんとに下るだけ
下るだけなので再び紅葉が目に入る
今日一番の眺め
正丸峠が開通したら一番乗りをしようと考えていたが、直前に出かけた登山のダメージからの回復が遅く、断念せざるを得なかった。チャンスが再び今日巡ってきたので、先日の登山から中3日だったが、決行した。結論から言えば、今の私にはこれが精いっぱいで、計画では名栗湖の周遊も入っていたのだが省略し、永田台の坂も回避した。また4時間以上走ると腹が減るので、次はお弁当を持参しようと思う。タイムは気になる所だが、ストイックに漕ぎ続けるようなレベルではないからね。それと、尻痛対策。
ログ
経過時間
高麗川0:00-権現堂線入り口0:29-北向き地蔵上0:47-顔振峠1:32-傘杉峠1:41-欅峠2:20-狩場坂峠2:37-旧道入り口2:57-正丸峠3:25-山伏峠3:41-名栗湖下休憩所4:12-高麗川5:22
ストラバの計画ルートと比較すると
今回実績:距離77.6km 獲得標高1652m 時間4:40 休憩など42分(約15%)。
ストラバ:距離77.3km 獲得標高1672m 時間4:38
ということで、今後もストラバの想定時間が参考になりそうだ。